マイナポイントが始まります!
「マイナポイントって何?」
「おトクなの?」
「マイナンバーカードがいるの?」
と疑問に持つ人も多いと思います。
この記事では、マイナポイントについて簡単にまとめたので、まだマイナポイントについてよくわからない人向けにオススメです!
目次
マイナポイントとは?
マイナポイントとは、国(総務省)が発表した景気対策事業です。
キャッシュレス決済を利用して、25%還元で最大5,000円分までの還元を受けることができます!!
対象店舗は決まっていませんので、どこで買い物しても還元されますから、おトクな事業となっています。
なぜ国がこんなキャンペーンをやるの?
ポイント還元により、消費の活性化、マイナンバーカードの普及、キャッシュレス決済の促進が、マイナポイントの目的となっています。
景気を良くするためには、国民がたくさん買い物して経済を活性化すること、マイナンバーカードは2016年から始まりましたが普及があまり進んでいないこと、現金からキャッシュレス決済への移行もさらに高めるために、このような事業が行われるわけですね。
25%還元!最大5,000円分の還元
マイナポイントの還元率は25%還元です。
2018~2019年のキャッシュレスバブルでは、PayPayからはじまった20%還元がキャンペーンの基準となり、LINE PayやauPAYなども20%還元のキャンペーンを実施しました。
これらを意識したのか、マイナポイントは、それらを超える25%還元となっています。
還元金額は最大5,000円分
還元金額の上限は5,000円分です。
買い物金額にすると20,000円分ですね。
マイナポイントが付与されるわけではない
マイナポイント事業では、マイナポイントは付与されません。
「マイナポイント」という、新しいキャッシュレス決済が誕生するのではなく、既にあるキャッシュレスを利用します。
対象となるキャッシュレス決済の中から自分の好きなキャッシュレスを選んで利用すると、選んだキャッシュレス決済のポイントで還元を受けることができます。
対象となるキャッシュレスの中には、PayPay、楽天Pay、クレジットカードでは楽天カードなど、有名なキャッシュレスはほぼ網羅されています。
PayPayを選べばPayPay残高が25%還元され、楽天Payを選択すると、楽天ポイントが25%還元されます。
マイナポイントで必要なもの
マイナポイントで還元を受けるためには、マイナンバーカードが必要です。
マイナンバーカードとは、緑色の紙の通知カードとは違い、自分の顔写真がプリントされているICカードです。
まだマイナンバーカードを発行していない人は、マイナンバーカードを発行する必要があります。
マイナンバーカードの発行は混雑しており、昔であれば約1ヶ月程度でしたが、現在はもっと多くの時間がかかるようです。
マイナポイントを受けたい人でまだマイナンバーカードを持ってない人は、少しでも早くマイナンバーカードの発行をすることをオススメします。
マイナポイントは先着4,000万名
マイナポイントは、先着4,000万人になっています。
早くやった方が良いと思いますよね。
ここで冷静になると、マイナンバーカードの発行数は約2,000万人なんです。(2020年4月時点)
マイナポイントで還元を受けるためにはマイナンバーカードが必要ですが、発行数がまだ4,000万人に遠く及ばないので余裕はありますね。
ですから、焦る必要はないでしょう。
対象期間は?マイナポイントのスケジュール
マイナポイントのスケジュールは2段階となっています。
- 予約:2020年7月1日~
- 還元:2020年9月1日~2021年3月末
まずは予約(マイキー発行)が必要で、7月から開始されているので既に可能です。
キャッシュレスを利用して実際に還元されるのは、9月1日から3月末となっています。
マイナポイントをもらう流れ
マイナポイントをもらうには、次の5のステップが必要です。
STEP | 内容 | スケジュール |
STEP1 | マイナンバー カード発行 |
– |
STEP2 | 予約 (マイキー発行) |
2020年7月1日~ |
STEP3 | キャッシュレスを選択 (申込み) |
|
STEP4 | チャージ or 買い物 |
2020年9月1日~ 2021年3月31日 |
STEP5 | 還元 |
ざっくり書くとのこのとおりになっています。
対象のキャッシュレスは何があるの?
マイナポイントの対象となるキャッシュレスは、全部で100種類以上ありますが、ここでをいくつか有名なキャッシュレスをピックアップします。
マイナポイントのキャッシュレスの種類(一例)
QRコード決済
- PayPay
- 楽天ペイ
- d払い
- auPAY
- LINE Pay
- メルペイ
電子マネー(チャージ式)
- Suica
- waon
- nanaco
- 楽天Edy
クレジットカード
- 楽天カード
- dカード
- イオンカード
- 三井住友カード
プリペイドカード
- Kyash
ここに掲載したのは一例ですので、詳しくは公式ページでご確認ください。
各社のキャンペーンをチェックしよう
マイナポイント事業にあやかり、キャッシュレス決済事業者の各社も並行してキャンペーンを行っている場合があります。
例えば、WAONは10%UPで最大2,000円分、Suicaは1,000円分のポイントプレゼントなどです。
<WAON>画像引用元:waon公式サイト
<Suica>
画像引用元:Suica公式サイト
PayPayは抽選でプレゼントを行っており、1等賞では100万円分プレゼントとなっています。
キャッシュレスをある程度使いこなしている人なら、これらのキャンペーンも利用して少しでもオトクにしたいですよね。
各社のキャンペーンは新しく出てくる可能性がありますので、チェックしていきましょう。
注意!一度決めると変更できない
ここで注意事項です。
キャッシュレスを選択すると、変更はできません!
このように、キャッシュレス決済の種類によって、各社はマイナポイントとは別で独自のキャンペーンをやっているので、自分にとって何がおトクなのかを慎重に選びましょう!
チャージ式と後払いで還元方法が違う
マイナポイントでは、還元方法が2種類あります。
- チャージ式でチャージしたタイミング
- 買い物した後に還元
このように2種類ありますが、還元されるタイミングは、キャッシュレス決済の会社によって変わります。
チャージ式
チャージタイプの電子マネーでは、チャージをしたときに還元を受けることができます。
事前にチャージするタイプは、チャージするだけでおトクになれるのです。
チャージ式の例:
Suica、waon、nanacoなど
還元されるタイミングはキャッシュレスの種類によって異なります。
例えば、waonはチャージした分を翌月末日に付与、nanacoはチャージした2~3日後に付与(4円単位で端数は別)など、キャッシュレス決済の種類によって還元されるタイミングは異なりますから、きちんと理解しておきましょう。
買い物した後に還元
買い物した後に還元されるキャッシュレスもあります。
買い物した後に還元される例:
楽天ペイ、楽天カード
例えば楽天ペイは買い物した月の翌々月末頃、楽天カードは買い物金額が20,000円に達した月の翌々月25日です。
このように支払いをした後に、25%還元を受けることができます。
注意事項を振り返る
ここで注意事項を振り返ります。
- マイナンバーカードが必要
- 予約(マイキーの発行)が必要
- 対象となるキャッシュレスは変更できない
マイナンバーカードが必要
マイナポイントはマイナンバーカードの普及が目的のひとつでもあるため、マイナンバーカードが必要です。
紙のマイナンバー通知カードではなく、顔写真がプリントされたICカードのマイナンバーカードが必要です。
自治体によって異なると思いますが、ウワサでは申し込みしてから半年程かかるところもあるようです。
予約(マイキーの発行)
マイナポイント事業で還元を受けるためには、マイキーの発行という予約作業が必要です。
これを忘れるとただの買い物しただけの人になってしまうため、必ずマイキーの発行を忘れないようにしましょう。
対象となるキャッシュレス決済は変更できない
一度選んだキャッシュレスは変更できません。
各社のキャンペーンで便乗したキャンペーンがありますので、後から出てきたオトクなキャンペーンがあっても、既に選んでいると変更することはできません。
対象となるキャッシュレスを選ぶときは慎重に選びましょう。
キャッシュレスの選び方
どのキャッシュレスを選んだらよいか悩むと思います。
選択材料としては、次の項目になるでしょう!
- 自分がどのポイントが欲しいのか
- チャージ or 買い物、どちらでポイントが欲しいのか
- キャンペーンを利用して少しでもおトク度を高めたいのか
マイナポイントのまとめ
●マイナンバーカードが必要
●還元率は25%
●還元上限は5,000円分
●マイキーの発行が必要
●対象となるキャッシュレス決済をひとつだけ選ぶ
●利用は9月から
以上、マイナポイントについて概要をまとめました!
今ではキャッシュレス決済のキャンペーンも少なくなりましたので、既にマイナンバーカードを持っている人は、マイナポイントを利用しておトク活動をしたいですね!